失敗学のすすめ (講談社文庫)

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失敗に前向きに取り組むために

「失敗」は痛いです、本当に。
大きなプロジェクトを失敗した後で反省するために読みました。
目から鱗です!
そのときに何を感じたかが重要、なんて思いもしませんでした。
これまでは原因分析して客観的に客観的にしようとしていただけですから。
失敗を前向きに捉えることの大切さを学びました。
同じ過ちを繰り返さないために。
自分も後輩も他の部門の人も…

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あくまで「すすめ」

失敗学は重要な学問です。が、この本はそれをとりいれる「すすめ」を書いたものであって、失敗学自体を書いてはいません。
もし失敗学そのものを具体的に知りたい、大枠でも知りたいと思っても、これでは不十分。現在の様々な技術やビジネスの開発に、「失敗を活かす事自体思いつかなかった」、という方は是非読むといいです。興味深いエピソードをわかりやすく書いています。
しかしその先、失敗学そのものについては、また別の本を探す必要があるでしょう。

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「失敗学」のルーツ本

いい本です。久しぶりに読んでそんな印象を受けました。

昔からよく「失敗は成功の母」ということがいわれていますが、どこか精神論のよ
うなイメージがあります。それをきちんとした分析と論理の積み上げによって、だ
れもが納得できる形にまとめているのが本書です。

まさに「失敗学」という名前にふさわしい内容だと思います。

著者はその後も失敗についての分析を続けているようで、その進化版として「危険
学」なるものを発表したりもしています。そんな新しい主張も頭に入れつつ本書を
読み直してみると、失敗との正しい付き合い方がより立体的になって見えてくる感
じがしています。

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失敗した大きさの分だけ、成功できる!

失敗とは、行動をして初めてするものであり、
失敗は隠すべき恥ずかしいことではないことを
再度認識しました。

失敗の具体例、その失敗から何を学んだかが、
著者の実体験を元に、鮮明に描かれているところが、
売れた原因だと思います。

人は皆、それぞれの実体験を聞きたいものです。
どこからか持ってきた話には、興味が湧きません。
これが、いつも人と話したいと思う原因です。

「失敗の分だけ大きくなれる」
といわれるとおり、
失敗の大きさの分だけ、成功できると考えています。
私はそれを
プラスマイナス0(の法則)
と言っています。
そのため、私は、失敗した際は、
失敗できてよかったな
と思い、次のステップにしています。(反省はします。)


■三陸海岸の話
私は、岩手出身です。
小学生で4回も転校があったくらい、転々としており、
釜石市に3年住んでいました。
三陸沖に住んでいましたので、
防波堤の重要性はよく知っています。
小学生の社会では、地元の歴史、
津波の歴史を、かなりの時間をかけて行う
徹底振りでした。
そのおかげで、チリ沖地震の影響で、
どれだけの災害が出たか、
津波がどれだけ怖いものなのか
を知るようになりました。

数年前に、大きな地震があったときに、
全国で釜石市だけが、避難命令を出し、
数千人のレベルで避難していたのが、
記憶に新しいところです。

釜石市の記憶でいうと、
新日鉄釜石が思い出されます。
かなり大きい場所でありましたし、
よく親が、新日鉄のぶんちんを持って返ってきて、
もらっていたので懐かしく感じました。

昔あった新日鉄釜石の場所は、
いまでは、科学実験の場所として利用されています。
大きな空洞を利用して、雲の実験などが
行われています。

そんな、昔を思い出させる本でもありました。

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"失敗は新たな創造行為の第一歩"に共感

 本書は、創造的活動における課題設定(スタート)から目的達成(ゴール)における過程において、失敗の持つ役割を本質的な観点から記述している。大きな失敗を防ぐためには、数多くの小さな失敗から学習効果を積み重ねて教訓を引き出して対策していくことが不可欠であり、小さな成功ばかりに目を奪われていると、学習効果がフィードバックされないので質的な改善が行われず、いずれ大きな(致命的な)失敗に繋がっていく。正に『小さな失敗→大きな成功、小さな成功→大きな失敗』である。
 また、"失敗は新たな創造行為の第一歩"であり、"創造活動における初期の段階において、バラバラのアイデアがしだいに脈路づけられ、思考平面に投影されていく(脳の創造プロセスそのもの)"との話も大変興味深い。他人への説明を主目的とした一見美しい論理的思考と、ドロドロとしたプライベートな創造的活動とは明確に異なり、世の中の優れた創作活動(文学、音楽、科学、工学、等々)の舞台裏ではすべからく、この人知れぬ創造プロセスが存在し、結果を他人があとから見ただけではそのプロセスは判らないものである。
 最後に、生物の十数億年の進化は失敗(種の絶滅)の連続であり、その時々の環境に適したものが生き残ってきた。現代の科学・技術や経済活動にとって、成熟した組織が更に進化していくためには、どこかに小さな失敗(新たな可能性へのチャレンジ)が常時できる機能を温存しておくことが大切であろう。

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