Philharmonic or die

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Philharmonic or die

Philharmonic or die

くるりがライヴアルバムをリリースするなんて、ライヴ自体が記録され
て然るべき実験でなければ有り得なかっただろう。そうした意味で、
スタジオ盤とはまた違うオリジナリティを堪能できる。パシフィコ横浜
の、壮大で普遍的なエンタテインメントの幕開きを思わせる、「ハイリ
ゲンシュタッド」やベタ過ぎるエンディングさえも号泣の「ブレーメン」、
どこか荒涼とした思いさえ、5,000人規模で共振させる「GUILTY」、
音楽の旅をさすらい続ける意味を深化させた「WORLD'S END
SUPERNOVA」など、人間が調和(ハーモニー)に溶け込んでゆく
美しいドキュメント。それは編成的には対照的な京都・磔磔公演すら
同じなのである。(石角友香)

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やっぱりライブって素晴らしい!って思ったよ。

くるりの2枚組ライブアルバム。
久しぶりにくるりのアルバム買ったけどこれは凄い。
なんたってDISC1の一曲目は壮大なオーケストラの演奏が聴こえてきてこれくるり?って心配したよ。
で、二曲目の「ブレーメン」からやっとくるりの歌声が聴ける。
しかもこの「ブレーメン」はかれら特有の哀愁あふれるけどじわっと暖かいソングだから即・引き込まれた。
このように始めの2曲でイイなと思えるってことはくるりとオーケストラの相性が良かったってことだろう。
タイトルに「philharmonic」って入れたのはダテじゃない!

DISC2はオーケストラ不在の純粋な真っ向勝負のくるりのライブ曲が楽しめる。
全体的に個性を存分に発揮した曲が数多く収録されている。
やっぱり「ハイウェイ」はイイなーって思いました。ライブバージョンは初めて聴くけど、つたなく不器用な感じに歌われている感じがシングル版と違いがあって面白い。
それとDISC1、2どちらでも感じたけど音質がスゴクイイ!
ふつうライブ版って臨場感は抜群にイイんだけど声がかすれたりして落ち着かない感じだけど、これは違う。
バッチリこえがきこえてきますよ。ヘッドオン装着でさらに聴こえちゃうよ!

唯一の問題点はブックレット。
くるりメンバーのライブの様子や楽しく談笑しているフォトが載っててほほえましいけど、歌詞がどこにも載ってない!!
ファンのひとには歌詞なんてアタマに入ってるよ!って感じなのかもしれないけど、私のように久々に再会した人間にとって歌詞ないのは無念の極み。
歌のその歌詞を見ながらじっくり聴いて楽しむってことをしている私にはこれほど残念なことはない。

とにかくくるりのいまの力を知るのにベストな一枚。そして久しぶりなひとでも大歓迎な一枚。

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面白い違和感…

よく考えたら「くるりのライブCDって、リリースされてなかったな」
とこれが発表されてから思ったんですが、
やっぱ生のLIVEっていいなと改めて強く感じたCDでした。

disc1はパシフィコ横浜でのウィーン・アンバサーデ・オーケストラとの競演コンサート
からの音源ですけど、スタジオテイクの音源とは比にもならないくらい
ダイナミックなサウンドを楽しめます。
1曲目のハイリゲンシュタッドから、かなり圧倒されます!!
「ワルツを踊れ Tanz Walzer」よりもこっちのほうが絶対良いと思います!!
生のオーケストラがほんと美しいメロディー奏でてます!
なのにドラム!?ギター!?も聞こえてロックとオーケストラを
同時に楽しめる面白いCDです。
特に「恋人の時計〜さよなら春の日」の流れは素直に感動しました!
「ばらの花」はのっけからヤラれちゃいましたね!!ホント美しいメロディーです。
「惑星づくり」や「ワールズエンド・スーパーノヴァ」はオリジナルの雰囲気を残しつつ、
とても面白いアレンジをしてます。ぜひ聞いてください!
disc2は京都磔磔でのライブからの音源です。
くるり本来のロックバンドの勢いあるサウンドが楽しめます。
東京や青い空をはじめ、モノノケ姫などまんべんなくセレクトされてます。

ライブに行ったことはなんですが、初めてこの2枚のCDを聞いて、
くるりの良さをいたるところに発見できた良い作品でした。。。
ぜひ、近いうちにライブに行きたいです!!

初 ライブ盤

ライブ版は不要かとも思ってたが、京都・磔磔のライブ行けなくて悔しい思いをしたから購入。

 まず、選曲が単にベストにならずに、インディーズの曲や「すけべな女の子」なんかが入っててよろし。

「WORLD'S END SUPERNOVA」みたいな打ち込みのライブむきではない曲も見事に昇華させて新たな解釈を生み出している。

 disc1でクラシックを取り入れ、disc2 ではロックをかきならすというコンセプトの違いも、両方に「アナーキー・イン・ザ・ムジーク 」を収録することで明確になっている。

くるりの10年

くるり初のライブアルバム。音源としても8ヶ月ぶりとなる。
このアルバムは普通のライブアルバムとは違い、2枚の会場で収録した音源を
分けて発表する形となった。その割りにはコストパフォーマンスが優れている。

まず全体的な選曲が面白い。くるりは今年でデビュー10周年だが、敢えてベスト的な選曲でなく
レア、というかシングル曲少なめでくるりの中でもコアな楽曲が多めになっている(特にDISC2)。
これが非常に面白くて、ファンにとって幻の作品「もしもし」からの楽曲(!)が
入っていたり、シングルのカップリングやちょっと昔の曲が多かったりする。
もちろん最新アルバムの曲は多いが、「NIKKI」や「アンテナ」の曲はほとんどなし。
その代わりに「図鑑」や「THE WORLD IS MINE」の曲が多く、このひねくれもくるりっぽい。

DISC1はパシフィコ横浜で行われたオーケストラライブを収録。もちろん「ワルツを踊れ」の
流れを完全に汲んでいて、その中の楽曲が中心のセットリストであるがその他の曲も
見事にワルツ〜の音像に近いものになっている。個人的には「惑星づくり」はかなり意外だったが
聴いてみると見事に流れに溶け込んでいるのが凄い。また「春風」のように容易く合いそうな曲も
きちんと入っているのもニクイ。「ジュビリー」で締められるラストは圧巻。

DISC2には京都の磔磔で収録されたライブ。これはDISC1と対照的にバリバリのロックで
いつもの彼らのライブ感を感じることが出来る。で、思ったのは非常に良い演奏をしているということ。
ライブ盤としては珍しいほどキッチリとした雰囲気になっており、バンドの性格が判る仕様になっていると思う。
「すけべな女の子」のグルーヴ感は凄いし、「アナーキー・イン・ザ・ムジーク」ではかなりの
アグレッシブさを感じられる演奏をみせている。個人的に「モノノケ姫」は彼らの曲の中でも
思い入れの強い一曲だったのでこの曲を未だにやってる事実に大いに嬉しくなった。

正に冬に発表するのにふさわしい、温かくてそれでいて洗練されたバンド・サウンドをじっくり堪能できる
優れたライブアルバムだった。ライブ盤に興味がない人でも楽しめる仕様になっていると思う。
また雰囲気もかなり良い感じなので是非。

聴くだけで精一杯

全編通して、これをライブでやったのかと息つく間もないアルバムでした。音楽を楽しんでいる姿勢が前面に伝わってくる一枚です。正に「Tanz Walzer」の落とし子。「春風」「World's end supernova」は生まれ変わっていますし、ほかの曲ものきなみグレードアップしていると感じるのは、ファンの欲目ではないはず。気持ちの触れられるところが多い、可触性が高いというか、とてもざらついていて癒されるいいアルバムだと思います。

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